ポケモンカードの種類が多くデッキ構築する際には、優勝デッキをそのまま作っていたりしませんか?そのまま同じデッキを作っても強いデッキは作成できますが、日々使い方をアップデートしオリジナリティを作りださないと大会で勝ち上がっていくことは難しくなってきています。
実際、大会上位入賞者のデッキを見ていると最新環境デッキ(過去の大会で上位入賞しているデッキ)の対策がきちんと取れている人が優勝しています。また、対策が取られていないデッキもたまに上位入賞したりしているので相手の不意を突くことが現情報拡散社会において重要になっています。
この記事では、悪タイプのデッキを構築する際に中心となるカード紹介とデッキ作成事例をメインに紹介します。STEP1から3までの情報を組み合わせることでオリジナリティがあるデッキを作れるようになるお手伝いができれば幸いです。
目次
STEP1 最新注目デッキを確認しよう
フーパ・ファイヤーデッキ
このデッキの特徴として非ポケモンVで構成されており、ポケモンを6匹倒されないと負けないところにあります。また、ミュウVMAXデッキと弱点である悪タイプがアタッカーとなっているため、相手がミュウVMAXデッキの場合は有利にバトル展開を進めることができる。
序盤はマタドガスで攻めることで、相手の特性を消しながらバトル展開を進めることができるため、相手は思うようにバトルを進めることができなくなる。その間に、メッソンをベンチで育てジメレオンやインテレオンの「うらこうさく」でバトル展開を有利に進めれるように、トレーナーズカードを山札から持ってこよう。
中盤や終盤からは、ガラルファイヤーの攻撃で相手のVポケモンを倒していこう。相手のサイドが少なるほど攻撃力が上がっていくため、このポケモンで相手のVポケモン1体を倒すことができる。
さらに、ゼラオラで相手のメッソンラインを倒したり、ミルタンクで相手のVポケモンを倒したりとできるように構成されているため幅広く戦うことができる。

ムゲンダイナ・ダイゲンキデッキ
ムゲンダイナVMAXを中心としたデッキ。ムゲンダイナの特性「ムゲンゾーン」はベンチポケモンを8匹まで置けるようになる。さらに技「ドレッドエンド」はベンチの悪ポケモンの数X30ダメージを与えることができるため、最大240ダメージを与えることができる。戦い方としては、ブラッキーVMAXの特性で相手のベンチポケモンをバトル場に呼び寄せながらムゲンダイナやダイゲンキで攻撃を行うことで、相手のVポケモンを倒していこう。

ゲンガーVMAX・ダークライデッキ
ゲンガーVMAXをメインのアタッカーとして、ダークライやガラルファイヤーをサブアタッカーとして構築されたデッキ。ゲンガーの技「パニックファイヤー」は相手の場の「ポケモンV・GX」の数×60ダメージを与えることが可能であり、相手が5体Vポケモンを出していれば300ダメージを与えることが可能になる。また、ダークライの技「あくのはどう」は自分の場にある悪エネルギーの数x30ダメージであり、バトル場にエネルギーが5枚あれば150ダメージを与えることができる。また、特性「スターアビス」でトラッシュにあるグッズを2枚まで手札に加えることが可能なため、戦略の幅は大きく広げることが可能。

STEP2 超ポケモンデッキ主力メンバー
以下に悪タイプの主力ポケモンと悪ポケモンを強化できる注目カードの一覧を記載。
悪デッキを組む際の参考にしてください。
カード名 | 技 | 技名 | 写真 | 効果詳細 |
ゲンガーVMAX | 攻撃 | パニックファイヤー | ![]() | 相手の場の「ポケモンV・GX」の数×60ダメージ。 |
ムゲンダイナVMAX | 攻撃 | ドレッドエンド | ![]() | 自分のベンチの悪ポケモンの数X30ダメージ |
ダークライVSTAR | 攻撃 | スターアビス | ![]() | 自分の番に使える。自分のトラッシュからグッズを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。] |
ガラルファイヤー | 攻撃 | もえあがるいかり | ![]() | 相手がすでにとったサイドの枚数×50ダメージ追加。 |
ガラルマタドガス | 特性 | かがくへんかガス | ![]() | このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手の場のポケモンの特性(「かがくへんかガス」をのぞく)は、すべてなくなる。 |
ゾロアーク | 特性 | げんえいへんげ | ![]() | 自分の番に1回使える。自分のトラッシュから1進化ポケモンを1枚選ぶ。その後、、このポケモンがいた場所に、選んだポケモンを出す。 |
ブラッキーVMAX | 特性 | ダークシグナル | ![]() | 自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。 |
紫の水晶 | ー | グッズ | ![]() | 自分のトラッシュから「基本悪エネルギー」を1枚選び、ベンチの悪ポケモンにつける。 |
STEP3 悪ポケモンデッキの作り方ー実践ー
メインとなるポケモンを決める 2~4枚
デッキに入れるポケモンの技(攻撃力)・HP・特性・必要エネを把握することでどんなポケモンと組み合わせるべきかが見えてきます。
今回はゲンガーとアルセウスをメインとしてデッキを作っていきます。自己チェックシートの結果は以下になりました。
攻撃力 | HP | 特性 | 必要エネ | 役割 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() | メイン アタッカー | ||||
![]() | メイン アタッカー |
ゲンガー単独でメインとした場合、非Vポケモンデッキの場合攻撃力に魅力がなくなる+攻撃しながらエネ加速ができる+特性「スターバース 」が魅力的なためアルセウスもメインとしていれています。
サブとなるポケモンを決める 2~4枚
メインとなるポケモンの持つ特性とワザのを把握したら一緒に組み合わせるポケモンを考えます。
山札から好きなトレーナーズカードを持ってこれない可能性が高いため、「うらこうさく」ラインを採用。また、Vポケモンの攻撃を受け付けないポケモンがバトル場に出た時の対策として、ガラルファイヤーを採用。
サイドは2-2-1-2と取られていくことを意識してバトル展開を進めていこう。
攻撃力 | HP | 特性 | 必要エネ | 役割 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() | サブ アタッカー | ||||
![]() | サブ アタッカー | ||||
![]() | サブ アタッカー |
汎用カードを決定 20 ~ 35
以下にどのデッキにも使える汎用カードを30枚ピックアップして見ました。

汎用カードは、以下10項目に層別することができます。
- 山札からポケモンを持ってくるグッズ:ボール系カードや進化のおこうetc
- 自分の場のポケモンに影響を与えるグッズ:ポケモン入れ替えや回収ネットetc
- 山札からカードを引くグッズ:トレッキングシューズやウッウロボetc
- トラッシュが影響するグッズ:ダークパッチや普通の釣竿etc
- ポケモンを強化するグッズ:こだわりベルトや大きなお守りetc
- 山札からカードを引くトレーナーカード:博士の研究、シロナの覇気etc
- 相手を妨害するトレーナーズカード:ツツジやセイポリーetc
- 山札やトラッシュからカードを持ってくるトレーナーズカード:クララやカイetc
- 場に影響を与えるスタジアムカード:頂への雪道etc
- 山札の回転力を上げるポケモン:クロバットやインテレオンetc
どの項目のカードを多く入れるかによってバトル展開が大きく変わります。例えば、速攻でバトルポケモンを倒したい,妨害を行いながら戦いたい,控えポケモンの育成速度を早めて戦いたいetc
好みのバトル展開を見つけて、必要な汎用カードの枚数を見極めていこう。
お疲れ様でした。デッキ完成です。
ここまできたらデッキ完成まであと少しです。合計のカード枚数が60枚になるように、枚数調整を行ないデッキを作完成させよう。
完成したデッキの特徴:
- ミュウデッキに対応した悪タイプデッキ
- 特性「うらこうさく」で柔軟にバトル展開を進めれるようにトレーナーズカードの種類を多くいれている
- アルセウスでエネ加速をしながらゲンガーを育成

このデッキと戦いたい方がいましたらコメントお待ちしています。リモート対戦しましょう。
まとめ
今回は悪タイプデッキの作り方を一から説明していきました。
この記事を見た方が大会上位に組み込めるような情報発信を行えるよう、デッキ作りを強化するためにまとめて欲しい情報等があればコメントしていただければ幸いです。
最後に、デッキ作成が終了したら高レアリティのカードで構成していくのが極めた方が行き着く先になります。高レアリティカードを効率よく集めるには、カードショップで集めることがベストです。また、不要なカードは売却し新しいカードの購入資金にしていく必要があります。以下に参考となる記事のリンクを添付していますので、一度確認してみてください。
最後までみていただきありがとうございました。