ポケモンカードの種類が多くデッキ構築する際には、優勝デッキをそのまま作っていたりしませんか?そのまま同じデッキを作っても強いデッキは作成できますが、日々使い方をアップデートしオリジナリティを作りださないと大会で勝ち上がっていくことは難しくなってきています。
実際、大会上位入賞者のデッキを見ていると最新環境デッキ(過去の大会で上位入賞しているデッキ)の対策がきちんと取れている人が優勝しています。また、対策が取られていないデッキを使用することで上位入賞できたりするので相手の不意を突くことが重要になっています。
この記事では、ドラゴンタイプのデッキを構築する際に中心となるカードの紹介とデッキ作成事例をメインに紹介します。STEP1から3までの情報を組み合わせることでオリジナリティがあるデッキを作れるようになるお手伝いができれば幸いです。
目次
STEP1 最新注目デッキを確認しよう




レジドラコはパラダイムトリガーに収録されているV・VMAXの代わりに入れています。

レジドラコはパラダイムトリガーに収録されているV・VMAXの代わりに入れています。

STEP2 炎ポケモンデッキ主力メンバー
レギュレーションD,E,Fの大会でよく使われている炎ポケモンをまとめていますので、一度確認してみてください。
役割+イラスト | おすすめポイント |
メインアタッカー:レジドラゴV STAR![]() | 攻撃バリエーションが豊富なアタッカー】 相手のデッキ内容合わせて攻撃パターンを変えることが可能になる点が魅力的 ワザ:りゅうむそう (必要エネ:草草炎) 自分のトラッシュにあるドラゴンポケモンが持っているワザを、このワザとして使える。 特性:レガシースター 「VSTARパワー」の特性「レガシースター」は、ドラゴンポケモンをトラッシュするのに役立ち、さらに好きなカードを加えられ強力! |
メインアタッカー:ジュラルドンVMAX![]() | 高耐久性のアタッカー】 HP330 + 特殊エネ付きのダメージを受けない点が魅力的 特性:まてんろう このポケモンは、特殊エネルギーがついている相手のポケモンから、ワザのダメージを受けない。 キョダイフンサイ 220 (必要エネ:闘鋼鋼) このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。 |
メインアタッカー:ギラティナV STAR![]() | 相手のポケモンをワンパンできるアタッカー】 280ダメージの攻撃を出せる点が魅力的 ワザ:ロストインパクト280 (必要エネ:草超無) 自分の場のポケモンについているエネルギーを2個選び、ロストゾーンに置く。 ワザ:スターレクイエム このワザは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。相手のバトルポケモンをきぜつさせる。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。] |
メインアタッカー:ヒスイヌメルゴンV STAR![]() | 高耐久性のアタッカー】 わざを使ったあとは、相手から受けるダメージは-80。 ワザ:アイアンローリング200 (必要エネ:水鋼無) 次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「-80」される。 特性:モイストスター 自分の番に使える。このポケモンのHPを、すべて回復する。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。] |
STEP3 ドラゴンポケモン デッキの作り方ー実践ー
デッキに入れるポケモンの技(攻撃力)・HP・特性・必要エネを把握することでどんなポケモンと組み合わせるべきかが見えてきます。
今回はレジドラコVをメインとしてデッキを作っていきます。自己チェックシートの結果は以下になりました。
イラスト | メインとして選んだ理由 |
メインアタッカー:レジドラゴVSTAR![]() | ワザのりゅうむそう (必要エネ:草草炎)は、自分のトラッシュにあるドラゴンポケモンが持っているワザを、このワザとして使える。 相手のデッキ内容に合わせて攻撃パターンを柔軟に変えることができるため、最新環境デッキのバリエーションが増えている中で本領発揮できそう。 |
メインアタッカー:アルセウスVSTAR![]() | レジドラコはエネ3枚必要であり、一枚ずつエネルギーをつけていくのは効率が悪い。アルセウスのわざトリニティノヴァは、200ダメージ+エネルギーを3枚まで好きなポケモンにつけることができるため、攻撃しながらのエネ加速が可能。 レジドラゴなど多くのエネが必要なポケモンと相性が良い。 |
「2ターン目でリザードンに進化」し攻撃をしていくことを目標とし、サブポケモンとサポートを次に選んでいきます。
メインとなるポケモンの持つ特性とワザのを把握したら一緒に組み合わせるポケモンを考えます。
エンテイ・スイクン・ライコウの技はベンチポケモンの数が多いほど強力になっていく。ジメレオン・インテレオンのうらこうさくを活用することで、2,3ターンでベンチにポケモンを埋めていくことが可能。
イラスト | サブとして選んだ理由 |
![]() | 特性「はたらくまえば」は、自分の手札が5枚になるように、山札を引くことができる。アルセウスの特性「スターバース」やネオラントVの対応として雪道を使用される可能性が高く、手札加速が難しくなる。この弱点を補うため、この特性でサポート。 |
![]() | 特性「じあいのヴェール」は、このポケモンがいるかぎり、自分のポケモン全員が、相手の「ポケモンV」から受けるワザのダメージは「-20」できる。 HP280のレジドラゴやアルセウスVSTARが一撃で倒されにくくなる。 |
![]() | 特性「ルミナスサイン」は、自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の山札からサポートを1枚選んで手札に加えることができる。 |
![]() | 特性「ワイルドスタイル」は、相手の場の「いちげき」「れんげき」「フュージョン」のポケモンの数ぶん、このポケモンがワザを使うためのエネルギーは少なくなる。 そのため、ワザ「ダイナミックテール」190 ダメージをエネ無で打つことが可能。なんと、ミュウVMAXも一撃で倒すことができるカード |
以下にどのデッキにも使える汎用カードを30枚ピックアップして見ました。

汎用カードは、以下10項目に層別することができます。
- 山札からポケモンを持ってくるグッズ:ボール系カードや進化のおこうetc
- 自分の場のポケモンに影響を与えるグッズ:ポケモン入れ替えや回収ネットetc
- 山札からカードを引くグッズ:トレッキングシューズやウッウロボetc
- トラッシュが影響するグッズ:ダークパッチや普通の釣竿etc
- ポケモンを強化するグッズ:こだわりベルトや大きなお守りetc
- 山札からカードを引くトレーナーカード:博士の研究、シロナの覇気etc
- 相手を妨害するトレーナーズカード:ツツジやセイポリーetc
- 山札やトラッシュからカードを持ってくるトレーナーズカード:クララやカイetc
- 場に影響を与えるスタジアムカード:頂への雪道etc
- 山札の回転力を上げるポケモン:クロバットやインテレオンetc
どの項目のカードを多く入れるかによってバトル展開が大きく変わります。例えば、速攻でバトルポケモンを倒したい,妨害を行いながら戦いたい,控えポケモンの育成速度を早めて戦いたいetc
好みのバトル展開を見つけて、必要な汎用カードの枚数を見極めていこう。
ここまできたらデッキ完成まであと少しです。合計のカード枚数が60枚になるように、枚数調整を行ないデッキを作完成させよう。
完成したデッキの特徴:
- ミュウの特性「ふしぎなしっぽ」で必要なグッズを持ってくることでリザードンまで進化
- リザードンの「バトルセンス」とイダイトウの「みたまのぼり」は後半で威力を発揮
- 非Vポケモンで構成されているため、6体のポケモンで戦える

まとめ
今回はドラゴンタイプのデッキの作り方を説明していきました。
この記事を見た方が大会上位に組み込めるような情報発信を行えるよう、デッキ作りを強化するためにまとめて欲しい情報等があればコメントしていただければ幸いです。
最後に、デッキ作成が終了したら高レアリティのカードで構成していくのが極めた方が行き着く先になります。高レアリティカードを効率よく集めるには、カードショップで集めることがベストです。また、不要なカードは売却し新しいカードの購入資金にしていく必要があります。
買取や購入の際に参考となるカード専門店のリンクを以下に添付しています。気になる方は、一度確認してみてください。